建物の設計に工事費予算の話はつきものですよね。うちみたいな弱小設計事務所は工事費見積もりとか結構大変です。
今日の画像は少しテイストを変えてみました。
四角い画像をアイキャッチ画比率16:9にするのは無理があることにはうすうす気づいていたのですが。
建築業界で花形なのは、やはり現場だと思います。
それは億単位のお金が簡単に動くからです。
かといってゼネコンが一番偉いわけではありません。
建築設計の仕事では、根拠のある工事金額による設計が求められます。
予算度外視でかっこいいものを作ってくれって言われると、それもまた難しいのですが、基本的にはある程度早い段階で予算を決めます。
その時には概算見積もりという形で、ザクっと金額を出します。
最近の実績としては、坪150万くらいかかっていますね。住宅ならもっとやすいかもしれません。
そして多くの場合は要望に見合う予算が足りないため、VE案・CD案を考えるのもまた我々の仕事になります。
最近そういった減額案を考えることが多く、そういう仕事でご飯が食べられそうです。
今やっているプロジェクトは飲食店、坪66万。公共の仕事なのになんというむちゃぶりですが、どこまでできるか勝負です。