今日はまた太陽光の話になります。
太陽光パネルとか太陽光発電っていうと、前の記事にも書きましたが、一昔前までは売電できるから太陽光をつけましょう、といったビジネスモデルまたは投資モデルになっていましたね。最近は蓄電池と合わせて販売して、自分たちの分は自分たちで発電しよう、それがエコだ!みたいなモデルに変わってきていますね。とても良いことだと思います。
結局、それは売電価格が下がっているの大きな投資にはならないよ、という大人の事情があるわけですが、そんな話は以前の記事にも書きました。
今回は電気価格と太陽光発電設備のコストの話です。
一昔前は、太陽光パネル自体のコストの話がありました。
作るのにお金がかかるので、売電価格と比べてどれだけ...という話。
それが今では1KW当たり14万円~20万円くらいなので、大体住宅の規模から平均6KWくらいだとしても100万円超えるかそうでないか程度です。
上にも書いた様に、蓄電池の製品自体が100万円以上するので高いように見えてしまっています。
太陽光パネル自体は結構安いんですよ。
そうなったときに、方法としては、太陽光パネルだけをとりあえず載せるって言うやり方がでてきます。
そうした場合にできることとして思いつくのは、蓄電池はEVの充電に回すとか、エコキュートで昼間のうちにエネルギーをお湯に変えておくとか。
直接的に電気を電気として利用するなら蓄電池なんですけど、何かエネルギーを貯めるような技術で電池ではない貯める技術はいろいろあるので、もう少しその辺りメーカーは広告などやればいいんですけど、あまり見かけないのはすごく残念です。
太陽光パネルは昔から考えると大分安くなった印象はありますので、今後太陽光パネルの価格は今より下がることはあまり考えれらないかと思っています。
メーカーによりけりで、国産メーカーにこだわらなければさらに0.7掛けくらい費用が下がる印象です。保証などの質の問題もあるとは思いますが一度いろいろ自身で探してみるのはどうでしょうか。
ここまで太陽光パネルとか蓄電池とかの価格の話をしていますが、エネルギー関連の製品価格ってとても不思議です。これらは実は電気代に依存していて、今後は相対的なものになっていくのではと思っています。
電気代が上がればまた太陽光パネルの需要が増え、価格は上がりますよね。
だからまぁ今が買い時なのかなと思います。そして太陽光パネルは新築などの工事代金の中でつけるのが個人的にはオススメです。
蓄電池はまぁもうちょっと安くなるのか、EV車が安くなるならば蓄電池そのものを買うよりメリットがあるのか、その辺りはこれからの様々な業種の頑張りに期待するしかないですが。
パッシブデザインという、空調などを利用せずとも自然の原理を利用し省エネルギーで快適な生活を...という風潮がありますが、最近の猛暑や黄砂などを経験していると、窓なんて開けっぱなしにしてられない世の中ですよね。
パッシブな力はそれ自体は良いものですが、断熱をしっかりしてアクティブ(住宅設備、主に空調など)な住環境の管理っていうのがこのまま続いていくのだろうとおもっています。
今日はここまで。