ガジェット好きの建築設計事務所所員のつぶやき

ここでは日々の思ったことを深堀りします。

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建築とSDGsの関連性を考える

あなたのSDGsへの取り組みは何ですか?

 

結構乗り遅れているとは思うのですが、最近、会社でSDGsのバッジが各従業員に支給されました。

 

つけろということなのでしょう。つけるのはいいのですが、付けるなりにその意味を調べて考え方を持っておきたいと思ったのが今回のテーマの発端です。

 

1. はじめに

2. SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

  • 2.1 背景
  • 2.2 目標とサブ目標の概要
  • 2.3 国連による枠組み

3. SDGsと建築の関連性

  • 3.1 Goal 7: Affordable and Clean Energy(目標7)
  • 3.2 Goal 9: Industry, Innovation, and Infrastructure(目標9)
  • 3.3 Goal 11: Sustainable Cities and Communities(目標11)
  • 3.4 Goal 13: Climate Action(目標13)
  • 3.5 Goal 15: Life on Land(目標15)

4. 業界の動きと取り組み

  • 4.1 国際建築家連合による「17の国連SDGsに対する建築ガイド」
  • 4.2 取り組むべき建築項目の選定理由

5. 建築における持続可能性への取り組み

6. まとめ

 

2.SDGs(Sustainable Development Goals)とは?

まずはGPT先生の解説です。

 

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SDGs(Sustainable Development Goals)は、持続可能な発展目標を指します。

これは、国際連合が提唱した、世界中の国々が共通の目標をもとにして取り組むべき課題を示したものです。

SDGsは、2015年に採択され、2030年までの15年間で達成されることが目指されています。

SDGsは、持続可能な開発において経済的、社会的、環境的な側面を網羅し、地球上ですべての人々の福祉向上と環境の保全を目指しています。

具体的には、17の目標と169のサブ目標から構成されており、これには貧困削減、飢餓撲滅、健康増進、教育の普及、ジェンダー平等、クリーンエネルギーの利用促進、持続可能な都市・コミュニティの構築、気候変動への対応、生態系保全などが含まれます。

SDGsは国境を越えた連携と協力を強調し、世界中の人々が共通の課題に取り組むための枠組みとして位置づけられています。

各国は自国の状況に合わせて具体的なアクションプランを策定し、SDGsの達成に向けて取り組んでいます。企業や市民社会SDGsを取り入れた活動を進め、持続可能な未来を築くための取り組みが広がっています。

 

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ということです。

 

3. SDGsと建築の関連性

なにやら内容はソフト面が強い気がしますが、実は建築に関係する項目もあるようです。

抜粋すると、以下の5項目に都市やら建築やらのキーワードが出てきます。

●Goal 7:

Affordable and Clean Energy(目標7: 手頃な価格でクリーンなエネルギーを確保し、持続可能なエネルギーを普及させる): 建物や都市のエネルギー効率向上、再生可能エネルギーの導入、エネルギーの浪費削減などがこの目標に関連します。

●Goal 9:

Industry, Innovation, and Infrastructure(目標9: 産業、革新、基盤の整備): 持続可能な都市インフラの構築、建築技術の革新、インフラの持続可能性向上が含まれます。

●Goal 11:

Sustainable Cities and Communities(目標11: 持続可能な都市とコミュニティを構築する): エネルギー効率の向上、住宅の安全性向上、公共交通機関の整備、自然災害への対応強化などが含まれ、持続可能な都市と住宅の整備が重視されます。

●Goal 13:

Climate Action(目標13: 気候変動への対応): グリーンビルディングの推進、省エネルギーの促進、再生可能エネルギーの利用など、気候変動に対する建築の対応が求められます。

●Goal 15

Life on Land(目標15: 陸上の生態系を保護、回復させる): 都市化の影響を最小限に抑えつつ、建物や都市の周辺地域での生態系の保全や再生が含まれます。

 

4. 業界の動きと取り組み

業界の動きとしては、国際建築家連合は「17の国連SDGsに対する建築ガイド」を作成しているようです。

まとめがあったので興味がある方は下記のリンクからどうぞ

https://jutaku-sumai.jp/eco/pdf/201902_2.pdf

選定理由は小難しすぎてぶっちゃけよくわかりませんでした。

 

環境問題を含めたこられの目標を個々に解決するのではなく、みんなのベクトルを合わせるために国連が指標を出した、という意味でとても意義のあることだろうと思います。

もちろんこれが出たために、守らない企業は徐々に淘汰されていく世の中になるだろうことは簡単に予想できますね。

 

5. 建築における持続可能性への取り組み

建物の設計をする中で、持続可能性を意識していきたい項目としては2つあるような気がします。

1つ目は太陽光発電の普及です。特に住宅の太陽光発電です。

最近、東京都が設置義務化に進みましたね。すごく良いと思います。

住宅に自分たちが消費する分の再生可能エネルギーを設置することで、エネルギー問題は概ね解決するのではないかと個人的に思います。

安くならないから設置しないではなくて、自分の使う分は自分で考えようという考え方ですね。

2つ目は、持続可能という点で考えていきたいのが解体のことを考えた建材の選定です。

大きな地震で多くの家屋が倒れてしまっていますが、これは日本特有の問題だと思っています。

西洋の様に、文化としてストック建築を増やそうといった思想も良いですが、地震の多い日本では無理だと私は思い始めています。

スクラップ&ビルド前提の省エネ建物を考えていくべきじゃないかと。

 

今回の記事のまとめとして、この2つの項目を自身のSDGsへの取り組みとして今後考えていたいと思います。

胸をはってバッジ付けますのでどうか笑ってやってください。

※ちなみにアイキャッチ画像はAIが生成した新しいSGDs風の落書きです。こちらは笑えます。